日本材料技研株式会社

機能性ポリリジン

日本材料技研(JMTC)の関係会社であるマイクローブケムの機能性ポリリジン(ε-ポリリジンおよびε-β-ポリリジン)は、放線菌を用いた微生物発酵技術によって植物由来原料から作られた植物由来ポリアミドです。

ε-ポリリジンは、放線菌Streptomyces albulusによって生産されるL-リジンのホモポリマーであり、1977年に日本で発見された数少ない天然のポリアミドです。ε-ポリリジンが放線菌によって生産される仕組みは、2008年に福井県立大学の研究グループが解明し国内外で高い評価を得ました。

ε-ポリリジンは、ポリカチオン性であるため抗菌活性を示します。一方でヒトへの高い安全性も認められており、食品防腐剤として利用されています。また、ε-ポリリジンの化学構造が石油から合成されるナイロン6に似ていることから、バイオプラスチックとしての応用が長年期待されています。

医療分野においては、ドラッグデリバリーシステム(DDS)や、人工血管・生体弁の抗菌・親水コーティング材料としての活用を検討しています。また、機能材料分野においては、帯電防止・防滴効果の付与、バイオプラスチックの創製、環境調和型の水処理凝集剤としての利用が期待されています。

マイクローブケムでは、ε-ポリリジンやε-β-ポリリジンのサンプル販売を行うとともに、新たな医療材料や機能材料の開発を志向されている企業との共同開発を進めてまいります。